きずな・キズナ・絆…ときずなの連呼の昨今です。

実際、人と人の関わりの温かさや重みを痛感させられるだけの出来事が起こったのですから、そこに注目が集まるのも当然のことです。その絆が昨日ある人たちとの間で話題になりました。

絆・・・・とは言っても、企業や商品のブランドとお客様の間のことで、「絆」と呼ぶには個人的には少々抵抗がありますが、とにかく、その「ブランドとお客様との間の関わりについて」です。

その関わりにも、たまたま買いました・使いました、他に選択肢ありませんでした、という関係から、これじゃなきゃダメ、これのおかげで私は・・・級の運命とも呼べる強固さまで幅広くあるわけです。

その強固な関わりが紐帯と呼べるほどの揺るがなさを持つようになるほど、関わりの無いもしくは関わりの薄い一般の人には、そこにある「フカキきずな、カタイ約束」が見えないんじゃないか、と。

お客様との関係を深く深く積み上げることが得意なブランドや企業が、ホントの所、何をしているのか、どうやって積み上げているのか。

それを知りたければ、誰にでも見えるメディア(ソーシャルメディア含む)の中で繰り広げられているところを見てるだけじゃ、わかることが少ないです。だって目的が違うでしょ。

どこかにそんな研究はないかな?。それを求めて経営やマーケティングの専門書やビジネス書にまとめられているケーススタディを探してみて、その中にホントの肝が書いてあると思えるものがあるのかどうか…。不幸なことに「見たことない」と一同。

こういう時に、たとえばハーレーダビットソンが良く取り上げられるわけですが、ハーレーの会社の人やハーレーに乗っている熱心なユーザーの人が「ああ、これこれ。要はそこなのよ!」と読んで思わず興奮しちゃいそうな、そんなの、あるのかな。あったら読みたいです。形を説明したものはたくさんあるんですけど。

その場では、上記の「関わりの無いもしくは関わりの薄い一般の人」のことを「その他の人」と呼んでましたが、「その他の人」から脱して、自らの「フカキきずな、カタイ約束の経験」をいくつか積み上げる中からその肝なるものを掴む以外、ホントのコトに近づくことはできないだろうと思われるのです。

少なくとも、お、良さそう!と見える所を真似してても、欲しい結果は手に入らないよ、ということが結論でした。当たり前のことだけど。

中島秋津子